足の遅い子どもの足が早くなるトレーニング方法

  • 2014/12/22

本日は足を速くするためのトレーニングについてご紹介いたします。

子供の頃の脚の速さはステータス

足が遅い。
子供(特に男児)が最初に抱く劣等感の一つではないかと思います。
足の速さは遺伝的な要素が関わってきます。
人間の筋繊維の種類は大きく分けて3種類。
瞬発系・時給系・オールラウンド系。
生まれた時点でその3種類の比率は決まっており、
どれだけトレーニングを重ねても変える事は不可能ですが、
フォームの改善等でタイムを縮める事は可能です。

フォームの分析

先ず最初に、走っている様子を動画で撮影をし、
(出来れば横から撮る事をおすすめします)
腕の振りや足の運び、姿勢などをチェックします。
そして、陸上の短距離の選手の走っている動画と比較をします。
(インターネットの動画配信サイトで検索すれば容易に見つかります)

早く走るための究極の形が陸上の短距離選手のフォームですから、
そのフォームを真似して近づけて行く事がタイム短縮に繋がります。
一人ずつフォームの修正箇所が違ってくるので、文章で全てをお伝えするのは難しいですが、
簡単なフォーム修正のポイントをご紹介します。

腕の振り方

先ず、「腕の振り方」です。
全体のスピードの約10%が腕の振りから生まれます。
と言う事は、単純に腕が上手く振れたらそれだけでスピードが上がります。
陸上競技のトップスプリンターの様に大げさに腕を振りましょう。
肘の角度は90度で固定し、肩の関節を軸に腕を振ります。
この時、肘が伸びてしまうのはアウト。肩だけ動かします。
最も大事な事は「腕は後ろに振るだけ」です。
後ろに思い切り振れば、後は自然に腕は前に戻ってきます。
自分の力で指を空の方へと動かす必要は全くありません。

地面を蹴る

次に「地面を蹴る」ことです。
地面を強く蹴られれば蹴られるほど推進力が増します。
靴の裏がぱたぱたと音を立てるようであれば、上手く地面を蹴られていない証拠です。
改善方法としては、昔遊びで言う「ケンケンパ」やスキップ等が挙げられます。

また、筋力トレーニングでの改善としては、スクワットは必須です。
スクワットは全てのスポーツ動作において必要不可欠な脚力を向上させます。
スクワットが良い姿勢で行えるようになる事はスピードの向上へと繋がります。

まとめ

速く走るための理想は陸上競技のスプリンターのようなフォームです。
人間の脳は自分は出来る、良い姿勢で走れていると思い込む性質があるので、
動画を撮影して頭のイメージと現実のギャップを認識させて、
フォームを改善させていく事が重要です。
もちろん基礎筋力を高める事も忘れてはなりません。


この記事の著者

筋トレ計画チーム

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