食事(栄養)8:筋力トレーニングという考え方

  • 2014/1/6

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ミスター・オリンピアと言うボディビルの世界大会の初代チャンピオンであったラリー・スコットは
「食事8割、運動2割」と言う位トレーニングよりも食事管理が成功の秘訣だと語っていました。
体重を減らしたければ運動で消費するか食事で調整するかだったら、後者の方が効率的です。
逆に増やしたければ食事の絶対量を増やし、身体が常に栄養のプールに浸っている状態にする必要があります。
今回は何故筋力トレーニング以上に食事も大切なのかをご紹介いたします。

身体は食べ物で動いている

これは当然の事ですが、人間は口に食べ物を入れ、歯で噛み砕き食道を通過して胃へ送ります。
胃で更に細かくされ、腸で栄養素を吸収し、血液を介して細胞に送られると言うシステムを持っています。
食べ物が無ければ我々の身体は動かせませんし、筋力トレーニングをするためには更にエネルギーが必要です。
ですので筋力トレーニング前の食事で身体を動かすための栄養素を予めチャージをしましょう。
トレーニングの最中にガス欠をするようであれば、スポーツドリンクで水分と糖質(炭水化物)の補給をする事が出来ます。

筋肉は使えば痛む

トレーニングを終えた後の身体は筋肉が傷ついていますので、筋肉の材料になるたんぱく質と、
トレーニングで使われたエネルギー源である糖質の摂取が必要になります。
車で表現をすれば、走った後にガソリンを充填して、各パーツのメンテナンスをすると言った感じです。
運動30~45分後は「ゴールデンタイム」と呼ばれる栄養素を効率よく吸収できる時間帯とされますので、
運動後の栄養補給は重要であると言えます。

筋肉だけではなく、身体の全てが栄養を必要としている

脳・神経・内臓・骨・皮膚など身体のあらゆる組織が生命を維持するために栄養を必要としています。
我々の身体は先ず生命を維持する事が最優先課題ですので、食事で取った栄養素は先ず生命維持に使われます。
次に痛んだ組織を平常状態へと戻す事に使われ、身体を成長させる方へはそれよりも優先事項としては後になります。
基礎代謝や日常生活や運動で必要とするカロリーを摂取出来ていなければ、身体を維持する事は難しくなるので、
減量を目的としている方はカロリーの不足に注意が必要です。

力士を参考にする

大相撲の力士たちはよく食べる、だから身体が大きいのは周知の事実です。
彼らはいわゆるちゃんこ鍋でたんぱく源と野菜を摂り、同時に白米などで糖質を補給しています。
そして、練習は基本的に早朝の時間帯に行う稽古のみです。
練習→食事→寝る(回復)の繰り返しがあの屈強な肉体を作ります。
体重を増やす事が目的であれば、最高のお手本ではないでしょうか。

ダイエットレシピを参考にする

最近はカロリーや脂肪分は控えるけれども、量はしっかり取る食事のレシピ本が多く出版されています。
体重を減らす事が目的ならば、カロリーオーバーは避けるべき項目ですので、
調理方法などを工夫してカロリーダウンに挑戦する事も減量の成功には重要であると言えます。

まとめ

人を良くすると書いて食とよく言われますが、身体を変えるためには運動以上に食事に気を配る事が大事であると言えます。


この記事の著者

筋トレ計画チーム

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