「筋肥大」と「筋力アップ」のトレーニングは異なる
- 2015/1/9
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特に男性は筋肉を大きくする事と筋力を高める事を混同して捉える事があります。
今回は「筋肥大(筋肉を大きくする)」と「神経系(筋力を高める)」の違いについてご紹介します。
筋肥大のトレーニング
筋肥大を起こすためには、以下の条件を満たす事が求められます。
負荷…MAXの65~85%
回数…6~15回前後で限界が来る回数
休息…30~90秒以内
セット数…2~6セット
最もポピュラーなのは「10回ギリギリ・3セット」です。
ボディビルダーたちは全ての種目をこの条件下で継続的に行う事によって、
常人を遥かに超える筋肉を作り上げています。
筋力アップのトレーニング
筋力アップをするためには、以下の条件を満たす事が求められます。
負荷…MAXの80~100%
回数…1~8回で限界が来る回数
休息…60~300秒前後
セット数…1~3セット程度
筋力アップをするためには、筋肥大よりも重い重量でより少ない回数です。
集中して自分自身の限界値に挑む、重量挙げ選手のようなイメージです。
神経を鍛える
筋力を高める際は、筋肉を動かす命令を出す脳とその命令を中継する神経も作用します。
脳神経と筋肉とのネットワークが強固になる事によって、より重い重量を扱う事が出来るようになります。
軽量級の重量挙げ選手が何故自分の倍以上の重りを持ち上げられるかと言うと、
脳神経と筋肉とのネットワークを鍛え上げているからとも言えるでしょう。
ちなみにボディビルダーの場合は筋肉の面積を大きくする事によって、
筋肉がより力を発揮できるような反応が起きる場合が多いです。
まとめ
筋肉を大きくしたいのか、それとも純粋に重い重りを持ち上げたいのか。
それによってトレーニングの内容は大きく変わります。